アクセサリー
四肢電極
塩化銀電極を採用
「塩化銀電極」は大幅にインピーダンスを軽減し、
キレイな波形をとることができます。
注意:金属部分の黒色はサビではありません。金属磨き等で
磨かないでください。効果が失われます。
電極付け間違え防止
四肢電極は4色で、電極付け間違えの防止に役立ちます。
3本型心電誘導コード
3本型誘導コードでさらに使いやすく。
医療現場で好評の「1本型誘導コード」に改良を加え四肢を2本(右手・右足と左手・左足)にまとめた「3本型誘導コード」。コードが3本なので、往診などの現場で絡まりにくく使用することができます。
※検査方法によっては、従来の「従来型誘導コード」や、胸部のみ1本の「1本型誘導コード」のほうが良い場合もあります。使用用途に応じてお好きなコードをお選び下さい。
心電誘導コード・ミニ
往診・在宅医療で心電計の検査が、パソコン心電計を使うことで益々便利になりました。
しかし、更に使いやすくするにはどうするかと考え、新しい心電誘導コードを開発しました。
名付けて 誘導コード・ミニ。
目的は重量を軽くする。かさばらない。それにはコードの長さを大幅に短くしました。
重量比は従来型胸部6本用と比較をして約半分。
四肢電極は使用できませんので、電極は単回使用医療機器のシール式電極
ブルーセンサー(SU-00-A/60)、または
ECGホワイトクリップと
ブルーセンサータブ(BS-TAB-2300)をご使用ください。
従来型(胸部6本):380g
ミニ型:210g
コードを短くしたので、電極の装着を新たに考えました。といって、標準12誘導の波形と差があってはいけません。
実験を重ね、最適な方法を見いだしました。
誘導法による波形の違いを表してみました。
標準的な装着、 ML誘導、 三栄式 の比較です。
ML誘導(Mason-Liker誘導)とは、四肢の装着位置が左右鎖骨上下、左右肋骨弓の下端に位置します。
ホルターや運動負荷心電図などに使われます。
三栄式とは、両手は肩から肘の間に装着し、両足は足の付け根の体側に付ける方法を考えました。
両手首、両足首に装着する場合に比べ、誘導コードが短くできます。
ML誘導は、運動中にノイズが混入しにくいメリットがありますが、 安静時の心電図をとることを重視した場合は不適当と考えます。 Ⅰ誘導のQRS波高は低く、aVF誘導が高くなる傾向にあります。
更にわかった事は、RV5+SV1 とコーネル値が低くなる傾向です。
三栄式はそのデメリットが改善されているので、比較的標準12誘導の波形に近い事がわかりました。
各計測パラメータの時間幅については殆ど一致しています。
これにより、今回開発したコード長が短くて軽い心電誘導コード・ミニは、優れたケーブルであると自負しています。