心電図の講義に本機を活用しています。私の学位論文(1990年)は、心拍変動の周波数解析を自律神経機能の概日リズムの分析に応用したもので、心電図の読解だけでなく、心拍変動の周波数解析についても講義をしています。
講義ではPCプロジェクターで投影できることも必要で、このような機能のある外国製のUSB心電計は高価で歯がゆい思いをしていました。本機は通常の心電図だけでなく、周波数分析機能なども含めた心電図のほとんどの機能をパソコンで表示させることができ、しかも安価で、私の求めていた仕様そのものといえます。
今回Bluetoothに対応したことで、パソコンから離れた場所で被験者に装着し、いろいろな負荷をかけることによる心電図の変化を、オンラインで講義で活用できることとなり非常に役立っています。
今後、モニター心電図のシミュレーション画面表示機能や、そのための胸部の電極コードのオプションの追加を期待しています。