
導入の背景 | 新規導入 |
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診療科 | 外科(女性骨盤底疾患 専門) |
導入機器 | ECG Explorer500X1 |
当院は、骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤)手術に特化した専門クリニックです。
ほとんど毎日のように、骨盤臓器脱の手術に明け暮れています。
私はこれまで、心電図との関わりは、ほぼ術前検査だけでした。
大まかな波形と、自動解析の結果を見て・・・
「ここまでなら私の判断で手術OK」
「ここからは循環器内科と麻酔科の先生にコンサルト」
これで四半世紀にわたって、何の問題もなくやってこれました。
このたび開業し、骨盤臓器脱の日帰り手術をスタートするにあたって、術前検査として心電図を行う必要がありました。
狭いクリニックなので、大きい医療機器を置くことができません。
また予算も限られているので、高価な機材を買うのも難しい。
循環器が専門じゃないんだから、自動解析は必須。
と、いうことで・・・
「スペースを取らない」「それほど高価でない」「自動解析機能付き」この3つの条件を満たす心電計を探すことにしました。
まず、いろんなメーカーの主力モデルを探し回ったのですが・・・
ほとんどが台車付きで、机ひとつ分くらいのスペースを占拠されてしまう。
しかも軽自動車が買える価格、ということで断念。
次に、中古の心電計をいろいろ探してみたのですが・・・
当然ながら、これもサイズについては、上記のものと変わりない。
価格がお手頃に思えた商品は、問い合わせてみたらすべて「売却済み」
「どうしよう。術前検査は近所の内科に依頼するしかないのかな」(でもそれだと、患者さんの手間もかかるし、検査収益も得られない)と思って、いろいろ探し回っていたら・・・
ありました。私の求める3つの条件を満たす心電計が。
そう。ECG Explorer 500です。
予約システムとして使っているノートPCを、そのまま流用できたので、占拠スペースは実質ゼロ。
価格も、これまで調査してきた心電計の1/10程度と破格。
さらにうれしいことに、自動解析機能つき。
実際使ってみたところ・・・
操作は簡単。検査は短時間で完結し、解析機能もバッチリです。
購入時には親身に相談に乗っていただき、購入後も期待通りの働きをしてくれているので、いまのところ満足しています。
ありがとうございました。