
導入の背景 | 訪問診療開始に伴う新規導入 |
---|---|
診療科 | 総合病院 |
導入機器 | ECG Explorer 500X2 |
当院が訪問診療を開始するにあたり、心疾患を合併した高齢者が多く、更に慢性心不全増悪を早い時点で見つけだすにも、軽量でコンパクトな心電計、心エコー機器は必須と考えられた。そのために業者を通じて探してもらったところPC-ECGにたどり着いた。
据え置きの心電計と何ら変わらぬ性能を誇り、ノートパソコン上で測定中の波形をリアルタイムで閲覧、保存ができる。自動解析機能も付いており心拍数、P-QRS-T波の解析、自動診断も行ってくれるため初心者でも使いやすい。往診バックにノートパソコンも含めて収納でき持ち運びも特に苦にならないサイズ感である。
ソフトウェアと連動していてノートパソコンに接続することですぐに使え、測定時間が短く、心電図波形もクリアで筋電図ノイズや電源ノイズを自動で低減するフィルターも搭載されている。メニューもわかりやすく直感的に扱える印象である。測定データはPCに保存可能で、患者ごとに記録を管理しやすくPDF出力や印刷機能もあって、紹介状や報告書に添付するのにも便利と考えられる。またコストパフォーマンスも良好で低コストで導入できるのも魅力である。